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E(環境)

脱炭素化の推進

物流拠点の効率化、
再生可能エネルギー活用

出版配送は、複数の荷主がいるなかで、業界全体でルール化して運用することで、
日本全国にほぼ毎日、膨大な量の出版物を計画的に運ぶことを可能にしている稀有な配送網です。
しかしながら現在、社会全体のドライバー処遇改善の動きや出版市場縮小による流通の効率悪化に伴い、
これまで維持できていた全国への出版配送が維持できなくなってきています。
この状況を打破するために、特に効率が悪化している現地配送の効率改善を目的として、配送コースの再編に取り組んでいます。
これにより、トラックの積載率と走行距離が改善され、CO₂排出量の削減にも効果が得られています。

環境配慮型物流拠点
「N-PORT新座」開設

日販グループの物流拠点最適化を目的に、グループ全体で取り組む「物流再編プログラム」の第一弾として、2024年10月埼玉県新座市に「N-PORT新座」を開設しました。
王子流通センターで担っていた文具雑貨商材の在庫出荷機能に加え、カルチュア・エクスペリエンスの「厚木サテライト」と「西日本センター」の出荷機能を統合。消費電力の低いFA機器や大型シーリングファンの導入、再生エネルギーの購入などによりCO₂実質排出量はゼロ。環境に配慮した拠点として稼働しています。

N-PORT新座の画像
N-PORT新座(埼玉県新座市)

返品協業の拡大

2020年11月から返品業務においてトーハンと協業を開始しております。雑誌の返品に加え、2025年7月から書籍の返品も協業を開始しました。
複数の取次会社の業務を共同で行う協業を推進し、業界全体の業務効率を上げ、CO₂削減に貢献しています。

物流センターにおける
再生可能エネルギーの活用

日販グループは、再生可能エネルギーの活用及び再生可能エネルギー由来への電力の切替を推進しています。
一部物流センターでは、自社使用を目的に太陽光発電を行っています。これにより、2025年度は年間で▲75t-CO₂を削減しました。

循環型社会の実現

日販グループは、循環型社会の実現に向けて、「脱プラ」と「循環型の商品研究・開発」に継続して取り組んでいます。
加えて2025年度からは「リユースの推進」を開始し、資源循環に向けた取り組みをさらに広げています。
特に、生産・廃棄に天然資源が消費されるプラスチックについては、「2030年度に脱プラを実現する」というグループ共通目標を掲げ、
「店頭資材」「物流」「自社製品」のカテゴリに分けて計画を策定し、取り組みを進めています。

リユースの推進

NICリテールズでは、2026年1月より店舗で衣料品の宅配買取サービス「本屋でフクウロ」を案内しています。着なくなった衣類を宅配で送るだけで買取・再流通される仕組みを通じて、衣料品廃棄の削減とお客様の環境意識の向上を図っています。

取り組みの内容

  • ・店舗での「本屋でフクウロ」ポスター掲示による周知
  • ・宅配買取を通じた衣料品のリユース促進
  • ・衣料品廃棄の削減による循環型社会への貢献

期待される効果

  • ・不要になった衣料品を捨てずに、次のユーザーへ繋ぐリユース促進
  • ・お客様のサステナブルな行動を後押し
  • ・モノ・環境・家計のいずれにも配慮した循環型消費への貢献
店頭で掲載しているポスターの画像
店頭で掲載しているポスター

店頭資材における脱プラ化の推進

2024年11月よりTSUTAYAのFC本部であるカルチュア・エクスペリエンスが、加盟店舗向けに環境配慮型レジ袋の提供を開始しました。順次新しい素材のレジ袋に置き換わっていきます。
また、主にコミックなどの汚れや破損を防止するためのプラスチック製フィルム(シュリンク)の使用を減らす取り組みを、2024年10月より開始しました。

TSUTAYAに導入した環境配慮型素材100%レジ袋の画像
TSUTAYAに導入した環境配慮型素材100%のレジ袋

物流資材における脱プラ化の推進

日販の物流拠点で出荷に使用している梱包資材(フィルム、バンドなど)において、再資源化された素材を配合した環境配慮型資材へのシフトを進めています。2022年4月時点では約19%だった使用率は、2025年3月時点で50%まで向上し、資源の循環活用とCO₂排出量の削減に貢献しています。

環境配慮型資材に切り替えた梱包資材の画像
環境配慮型資材に切り替えた梱包資材(フィルム)

自社製品における長寿命化の推進

ダルトンでは、世代を超えて愛用いただけるものづくりを大切にしています。金属素材を代表とした耐久性の高い素材を使い、時を経ても飽きのこないデザインにもこだわりを持っています。
長く使い続けられる商品を提供することには、お客様自らが経年変化やお手入れを愉しんでほしいという想いが込められています。買い替えや使い捨てを前提とせず、永く愛用いただくことで、物を愉しむ豊かさのある暮らしを実現したいと考えています。

ダルトンの商品の画像
ダルトンの商品(一部)

自然との共生

オフィス・施設の緑化の推進

日本緑化企画は、オフィスや施設の緑化を通して、人と緑が共生する空間・環境作りを支援しています。また日販グループが保有する建物(日販本社、王子流通センター等)においても、屋上や周辺の緑化に取り組んでいます。

日販王子流通センターの屋上を撮影した画像
植物と共生するオフィス(王子流通センター)

FSC認証に基づく製函事業の運営・推進

段ボールをはじめとした梱包資材の製造・販売を行う日販物流サービス製函部は、2019年に「適切な森林管理」の国際的な認証であるFSC認証(CoC認証)を取得、森林の保全を前提とした持続可能な事業運営を行っています。

日販物流サービス秦野工場の画像
FSC認証を取得した日販物流サービス秦野工場

※本ページの内容は、NIPPAN GROUP ESG Report 2026に基づいています。

高速道路を物流トラックが走っている様子を撮影した画像 マテリアリティは
こちら
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